スタッフブログ
最善を望みつつ、最悪に備えよ
みなさま、こんにちは。
冬らしい寒さになってきましたね。今回のブログ担当(む)です。
首都圏では特にコロナ感染者も増え、なかなか気軽に外出できなくなってしまいましたが、
そうなるちょっと手前、昨年12月に横浜に行ってきました。
目的地は横浜港近くの広場。風もそれほどなく、よく晴れた寒い日です。
初めてヘリコプターに乗ってきました。
今回、パイロット以外は家族のみの乗車。
普通だったら相乗りになるところですが、コロナ対策の恩恵を受けました。
私たちを乗せたヘリコプターはふわっと上昇し、海の方へ向かいます。
実際はすごく重いのでしょうが、離陸する姿を見ても軽く感じ、飛んでいるときも
機体を軽く感じました。風の力でしょうか。
プロペラが旋回する音が響く中、パイロットさんが方角の説明をしてくださったのですが、
プロペラと風の音でほとんど聞こえません。目の前に広がる空と海、小さく見える街と
高速道路を流れるように走る車。横浜のシンボルランドマークタワーや停泊する船たち。
乗車時間はたった5分。でも、すごく長い5分に感じました。
乗るまでは「落ちたらどうしよう」と恐怖心のほうが大きくて、
申し込んだことを半ば後悔していました。
海に落ちたときにはどうやったら生き残れるのだろうとか、
ちょっと機体から離れたところに落ちた方がいいのかなとか、どんなことから異変を感じ、
どのタイミングで対処したらいいんだろうとか。
不慮の事故が起こった場合のあれこれに思いを巡らせて、ほとんど祈りながら乗車しました。
体験してみると、風がなければ安全な乗り物なのだろうと感じます。
実際に事故発生率は飛行時間10万時間につき0.82件(米国出の調査)とのことです。
「最善を望みつつ、最悪に備えよ」と、何かをするときには心の中で唱えます。
最悪を想定しておけば、どんなに悪くても自分で想像した以上の「最悪」に
なったことはいままでありません。
コロナウィルスの影響がどこまで続くのかまだ分かりませんが、
「最善を望みつつ、最悪に備え」ておかなくてはいけないなと感じています。